前(皮下筋肉注射、静脈注射)はこちらの注射の前をクリックしてください。
<例5>点滴注射をした場合
トランサミン注10%10ml 1管
ハロスポア静注1g 1瓶
ソリタ−T3号500ml 1瓶
点滴注射の診療種別区分".330"を入力します。
点滴注射の手技料コードを自動発生します。
次に薬剤コードと使用量をそれぞれ入力します。
例の場合、使用量はいずれも1管、或いは1瓶ですので省略しています。
<例6>6歳未満の乳幼児に点滴注射をした場合
「例5」と同じ内容とした場合
点滴注射の診療種別区分".330"を入力します。
点滴注射の手技料コードと6歳未満の乳幼児加算が自動発生します。
次に薬剤コードと使用量をそれぞれ入力します。
<例7>「例5」の患者が午前と午後の1日2回、点滴を行った場合の午後分の入力方法
点滴注射の手技料なしの診療種別区分".331"を入力します。
手技料コードの自動発生は行いません。続いて使用した薬剤を入力します。
これにより、薬剤料のみの算定を行うことができます。
<例8>年齢と注射容量に対して注射手技料コードを自動振替する。
一般の場合は最初に500ml以上の注射の手技料コードを自動発生します。
例として容量200mlのブドウ糖注射液を入力したとき、点滴手技料コードは500ml未満のコードへ自動振替をします。最終的に一点滴剤内の総注射容量から点滴手技料コードは決定します。
6歳未満の乳幼児の場合は最初に100ml以上の点滴手技料コードを自動発生します。
容量20mlのブドウ糖注射液を入力すると、点滴手技料コードは100ml未満のコードへ自動振替をします。
容量20mlのブドウ糖注射液の使用量を5管とすると注射容量は100mlとなるので点滴手技料コードは再度、100ml以上のコードへ自動振替します。
<例9>訪問看護にて、点滴注射で使用した薬剤を注射料として算定する場合
点滴注射の在宅訪問点滴(薬剤料)の診療種別区分“.334”を入力後、使用した薬剤を入力します。
これにより、点滴注射の薬剤料のみの算定を行うことができます。
また、“.334”の診療種別区分で入力された薬剤料については、レセプトの摘要欄に「(訪点)」のコメントの差し込みをレセプト作成時に行います。以下は、レセプト摘要欄の記載例です。
*(訪点)
トランサミン注10% 10mL 1管
ハロスポア静注用1g 1瓶
ソリタ−T3号 500mL 1瓶 138×1
なお、同一剤に“810000001”のコメント入力があり、そのコメントに“訪”の文字がある場合には、「(訪点)」の差し込みは行わず、“810000001”で入力されたコメントをレセプト摘要欄に記載します。
<例10>その他の注射をした場合
関節腔内注射
水溶性プレドニン10mg 1管
塩酸プロカイン注射液 1%1mL 1管
その他注射の診療種別区分“.340”と、関節腔内注射の手技料コードを入力します。
次に薬剤コードと使用量をそれぞれ入力し、回数を入力する必要があれば入力をします。