システム管理マスタの設定−レセプト・総括印刷情報

レセプト(基本)
レセプト(基本−レセ電)
レセプト(編綴順)
レセプト(特別療養費)
総括表
主科設定


<注意!>
レセプト・総括印刷情報は有効年月日の変更は出来ません。
必ず「00000000〜99999999」として下さい。

(1)管理コードのコンボボックスより”2005 レセプト・総括印刷情報” を選択します。




レセプト(基本)

(2)レセプトおよび総括表の印刷情報を入力・登録します。

項目の説明

□傷病名編集区分
(上段)
レセプトの傷病名欄の名称を単独表示(1行に1病名を編集表示する)とするか、 連結表示(診療開始日、転帰が同一であれば同一行にカンマ区切りで表示する)とするかを選択します。

(中段)
複数科を標榜する医療機関の場合、当該月のレセプトの傷病名に受診科のみ表示させるか、 全ての診療科分を表示させるかをコンボボックスより選択することができます。 後者を選択した場合、一方の科で受診が無い月でも全ての診療科分を表示させることが可能です。
なお、初期値は「1 受診科のみ表示」が設定されています。

(下段)
レセプトに表示する病名について、主病名とした取り扱いによる編集を行わない、または編集を行う場合の選択をすることができます。 初期値は「0 主病名の編集を行わない」が設定されています。

「0 主病名の編集を行わない」 ・・・ レセプトの傷病名欄にて、主病名と副病名の切り分けを行いません。

「1 主病名の編集を行う(区切り有)」・・・主病名と副病名の切り分けを行い、その間に区切り線を表示します。主病名のみの場合は、区切り線は表示されません。

「2 主病名の編集を行う(区切り無)」・・・主病名と副病名の切り分けを行いますが、区切り線は表示されません。

「3 主病名の編集を行う(区切り有・主単)・・・主病名と副病名の切り分けを行い、その間に区切り線を表示します。主病名のみの場合でも、区切り線を表示します。

□転帰日編集区分
転帰日表示の有無をコンボボックスより選択します。
レセプトへの転帰日を表示する場合は、「1 転帰日を表示する」を選択します。

□社保OCR出力区分
社保分のレセプトにOCR文字を印字するか否かを指定します。 初期表示は「0 OCR(入院外のみ)」とします。

□国保OCR出力区分
国保分のレセプトにOCR文字を印字するか否かを指定します。初期表示は「0 OCRなし」とします。

□県別レセプト編集プログラム名
レセプトに印刷される公費負担医療の【乳】や【福】などの表示設定を行います。レセプトのカスタマイズされたプログラム名を入力します。

□通し番号編集区分
レセプト用紙の通し番号の表示を行うか否かをコンボボックスより選択します。
(但し平成14年10月以降のレセプトが対象となり、レセプト種別等には関係無く出力された順番を通し番号で記載します。)
「1 通し番号を表示する」を設定した場合、一括作成により出力したレセプトには出力順に1からの連番で通し番号を表示し、 個別作成により出力したレセプトには[ 1]のようにかっこをつけて通し番号を表示します。 また、続紙がある場合に1/2、2/2の表示をします。

□社保出力先プリンタ名 
社保分レセプトの1号紙の出力先プリンタ名を指定します。 
なお、設定をしていない場合は「1031 出力先プリンタ割り当て情報」で指定したプリンタ名より出力を行います。

□(続紙)
社保分レセプトの続紙について、社保1号紙と異なる出力先プリンタ名をここで指定した場合には、各自プリンタより出力されます。 同一のプリンタ名を指定した場合(あるいは空白のままで設定をしない場合)は、同じプリンタから1号紙に続紙が差し込まれた形で 出力をします。なお、同一プリンタから出力を行う場合でも1号紙または続紙を指定して出力することも可能です。 (3.3明細書 (3)印刷処理の指定 ・出力内容について で説明しています。) 画面例では異なるプリンタ名が設定されていますので、この場合の社保1号紙は「lp1」のプリンタ、続紙は「lp2」のプリンタからそれぞれ出力されます。

□国保出力先プリンタ名
国保分レセプトの1号紙の出力先プリンタ名を指定します。 なお、設定をしていない場合は「1031 出力先プリンタ割り当て情報」で指定したプリンタ名より出力を行います。

□(続紙)
国保分レセプトの続紙について、出力先プリンタ名を指定することができます。詳細は社保の続紙の設定と同様です。 画面例では、プリンタの指定がされていないので、国保1号紙と同じ「lp3」のプリンタより続紙の出力を行います。 設定がされていない場合は、入院外レセプトと同じ出力先となります。

□続紙区分
続紙の様式について、コンボボックスより選択します。
入院外レセプトの続紙の様式は4種類あります。デフォルトは「0:指定なし」となり、この場合の続紙は1号様式で出力されます。
入院レセプトの続紙の様式は.3種類あります。デフォルトは「0:横タイプ」となります。
タイプ別の続紙の説明は以下のとおりです。

「横タイプ」
続紙を切り取り線に沿って切り取り、1号紙に短冊状に貼り合わせて使用します。

「縦タイプ」
A4用紙1ページに2列記載を行うもので、続紙を1号紙の下にして頭の部分を揃えて左上部分を糊付けして使用します。
(注意)縦タイプの場合は、続紙の下部の余白を切り落とさなければならない場合があります。提出先の都道府県の支払基金、連合会へ照会してください。

「縦タイプ(長)」
「縦タイプ」と同様の様式ですが、下部の余白がないため「縦タイプ」のように切り落とす必要がありません。

□老人+原爆 レセ記載
老人保健と原爆(19)の併用の患者について、レセプト公費欄に原爆の情報を印刷するか否かをコンボボックスより選択します。 デフォルトは「0:社保、国保とも印刷不可」としています。

□自費レセ摘要欄記載
自費保険のレセプトの摘要欄記載について、下記条件の自費分行為内容をレセプトの摘要欄に印字するか否かをコンボボックスより選択します。
デフォルトは「0:なし」としています。 「1:あり」とした場合は、請求点数が0(ゼロ)点であってもレセプト作成を行い、レセプト摘要欄へ内容の印字をします。 なお、レセプト左側の点数欄や下の請求点に反映はされません。また、摘要欄への記載内容が無い場合には自費保険であってもレセプトの作成は行いません。

  〈条件〉
    レセ種別 : 8888 (自費保険)
    診療区分 : 95または96
    診療行為コード:(先頭が)095または096または8

(但し、診療行為コードの4桁目からの2文字が「00」、「91」、「92」、「93」、「94」および「コメントのみ」は除く)
    

□診療科編集区分(入院)
  入院レセプトについて、診療科の表示有無をコンボボックスより選択します。

□自動遷移区分
「42 明細書」業務でレセプト作成処理を行ったときやレセプトプレビュー処理を行ったときに、 処理が終了したら自動的に印刷指示画面またはプレビュー画面へ切り替わるように設定することができます。

初期設定の「0 自動遷移しない」が設定されている場合には、処理結果画面に処理が終了した旨を表示しますので、 「F12:印刷」を押下して各画面へ遷移します。 なお、再印刷のプレビュー画面への遷移については自動遷移設定を行ってもできません。

□一括作成出力順(社保・国保)
「42 明細書」業務のレセプト印刷指示画面で一括処理を行った場合の、“出力順”について初期値を設定することができます。 ただし、設定可能なのは医療保険分のみとし、労災等には反映しません。


□個別作成出力順(医保)
「42 明細書」業務のレセプト印刷指示画面で個別処理を行った場合の、“出力順”について初期値を設定することができます。 ただし、設定可能なのは医療保険分のみとし、労災等には反映しません。


レセプト(基本−レセ電)

2005-03.png(18206 byte)

□社保レセ電出力区分    
社保分レセプトについて、電算データにより提出をする場合に入外の指定をコンボボックスより行います。
「0 出力なし」を選択した場合には、総括表・公費請求書作成画面の[社保レセ電]ボタンが非活性のままとなります。

□国保レセ電出力区分
国保分レセプトについて、電算データにより提出をする場合に入外の指定をコンボボックスより行います。
「0 出力なし」を選択した場合には、総括表・公費請求書作成画面の[国保レセ電]ボタンが非活性のままとなります。

□レセ電データ出力先    
CSVデータを出力するディレクトリを指定します。
標準は"/home/orca/"となっています。
ファイル名 "RECEIPTC.UKE" (固定)
注意)社保分も国保分も同じファイル名で作成するので、必ずどちらかの処理を行ったら退避するかファイル名の変更をしておく必要があります。
データはEUCコードではなく、Shift−JISコードで作成されています。

□レセプトコメント(症状詳記)記録区分
手術歴、保険変更をレセプト電算データへ記録するか指定します。
(症状詳記(病名−コメント、会計照会−コメント)は設定に係わらず全てレセ電に記録します。)

□日計表記録条件(合計点数)
日計表を記録する点数を設定します。
デフォルトは35万点です。

対象になるすべての患者のレセ電データに日計表レコードを記録します。

レセプト(特別療養費)

特別療養費のレセプト記載の方法を設定します。

2005-100.png(12881 byte)

□「特別療養費」文字記載位置
0:レセプト上部中央(初期設定)
1:レセプト上部右

レセプト種別不明となった場合は、「レセプト上部中央」に設定していても上部右に記載します。


□給付割合記載
0:10割(初期設定)
1:0割
2:記載なし
3:通常の給付割合を記載
(通常の給付割合とは、患者登録画面の補助区分(3割等))

□レセプト種別記載
0:通常のレセプト種別を記載(初期設定)
1:記載なし


総括表

項目の説明

□国保診療報酬請求書
国保の標準提供されている診療報酬請求書には2種類あります。いずれかの様式を選択して下さい。未設定の場合は、「給付割合なしの様式」で印刷を行います。



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