入金状態は外来請求、入院の退院時および定期請求時のそれぞれで設定可能とし、次の区分を用意
する。
1:入金済
請求確認画面初期表示時、入金額欄に今回請求額を設定する。
会計照会業務で新規に収納を作成した場合、その収納の請求額を入金額として作成する。
2:未入金
請求確認画面初期表示時、入金額欄空白に(0円)を設定する。
会計照会業務で新規に収納を作成した場合、入金額はゼロ円として作成する。
※定期請求の設定には別途「3:定期請求情報の設定」を設ける(後述参照)
「入金状態」を入金方法に設けることにより、応用により当該対応以外の次のようなケースで改善が図れる。
(1)患者が1月まとめて支払い(口座振込み)を行う場合、窓口では会計処理を行った後、収納登録で未
入金に変更する必要がなくなる。
<定期請求処理の入金扱いとの関係>
入院の定期請求処理を行うとシステム管理マスタの管理番号「5010 定期請求情報」で管理されている項
目から入金の扱いを決定する。
「請求時入金処理」
「1 未入金として処理する」
「2 入金済として処理する」
該当の患者が入院し定期請求書を発行した場合の入金の扱いは患者登録で設定された入金方法を優先する。入
金方法の設定画面で定期請求の入金状態は以下より選択を行う。
1 入金済 ・・・「5010 定期請求情報」の設定にかかわらず、入金済として処理する。
2 未入金 ・・・「5010 定期請求情報」の設定にかかわらず、未入金として処理する。
3 定期請求情報の設定・・・「5010 定期請求情報」の設定に従い処理を行う。
※患者情報の「入金方法」では給与引去の設定がされている場合で、実際には自費で入院されていた場合、そ
れでも「給与引去」として収納情報の作成を行う。収納業務で変更を行う必要が発生する。
(6)附加給付一覧表の作成
該当患者ごとの一部負担金の請求内容を記載した附加給付一覧表を作成する。
2.7
省庁対応
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