(5)-3 自動算定
自動算定を行うのは次の項目です。
生物学的製剤注射加算
麻薬注射加算
6歳未満乳幼児加算
(注意)これらの自動算定を行う診療行為を検索して手入力は行わないでください。
また、点滴注射の注射容量に対する注射手技コードの振替は自動で行います。
但し、点滴注射'手技料なし'の診療種別区分の入力がされているときは、注射手技コードの自動振替は行いま
せん。
その他の加算(精密持続点滴注射加算など)については手入力を行います。
<手技料の自動振り替えについて-皮下・静脈注射>
初期設定では皮下筋肉注射の薬剤液量が5ml以上の場合に手技料を自動的に静脈注射に置き換えます。
システム管理-「1038診療行為機能情報」皮下筋肉注射料自動変換の項目で自動変換の設定が出来ます。
システム管理の設定が「0 変換する」の場合(デフォルト設定)
宣言する診療種別区分により、注射手技料は以下のように取り扱います。
診療種別区分".310"を宣言した場合・・・液量により静脈内注射へ自動振り替えをします。
診療種別区分".312"を宣言した場合・・・液量に関係無く皮下筋肉内注射を算定します。
システム管理の設定が「1 変換しない」の場合
薬剤液量による皮下筋肉注射の手技料を自動変換しません。
<手技料の自動振替について-点滴注射>
年齢、点滴注射薬剤液量により自動的に手技料を変換します。
「.330」を入力後に手技料を表示しますが、続けて薬剤を入力してください。薬剤液量により自動変換を
行います。
<残量廃棄の自動発生について>
単位に「アンプル」・「管」・「管(瓶)」が付く注射薬の使用量が各容量に満たない場合は、残量廃棄のコ
メントコードを自動発生します。
<例>キシロカインポリアンプ1% 5mL 0.2管を使用した場合
残量廃棄は自動発生しますが、数量の後ろに「@」マークを入力する事で自動発生しません。
Project code name “ORCA”
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